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株式会社フランス著作権事務所(Bureau des Copyrights Français)は、日本語への翻訳出版権を管理する文芸代理店です。
日本の出版社とフランス及びフランス語圏の出版社や作家の間における、翻訳出版権の取得交渉や契約書の作成、著作権の譲渡などにおいて重要な役割を果たしています。
BCFは著作物の二次的利用権(フランス語書籍の朗読、映画・舞台化、商品化、広告使用など)の譲渡も扱い、フランス語戯曲の興行権(BCFはフランス演劇家協会の日本代理店)も扱っています。
フランス著作権事務所(BCF)は、日本の株式会社として1952年に設立され、日本におけるフランス及びフランス語圏の書籍出版の推進を図ると共に、日本語への翻訳出版権を管理する文芸代理店です。
BCF はフランス語書籍を専門に扱う日本国内では唯一の出版エージェントです。毎年150から180件の新しい契約成立に携わっており、その数は日本で一年間に交わされるフランス語書籍の翻訳出版契約数の約85%に相当します。それは、日仏両国の出版社への働きかけや翻訳者との密な連携が生み出したものです。様々な分野の著作物が、日本の一般読者や研究者に届くよう努め、また、著作権が正しく守られるように努力を続けています。
BCF はフランスにおける日本の書籍(小説、ノンフィクション、絵本、漫画)の翻訳出版権の譲渡も扱っています。フランスの出版社をはじめヨーロッパの出版社に対して日本書籍のプロモーション活動も行っており、フランスの研究者や翻訳家との緊密なコラボレーションによって、近年のヨーロッパにおける日本書籍の翻訳•普及に貢献しています。
BCF は、本や翻訳にまつわる様々な職種間での相乗効果を最大限に引き出すべく、フランス語書籍や日仏交流に関心のある日本の出版社や翻訳者、研究者、メディアに向けて図書室 Le Salon des Livres(サロン・デ・リーヴル)を2008年に開設しました。暖かく落ち着いた室内のセルフサービススペースでエスプレッソやお茶を飲みながら、本を閲覧することが出来ます。
Le Salon des Livres では、翻訳や出版に関する集まりや討論会なども行われます。
パリのパブロ・ピカソ著作権管理団体Picasso Administrationから委託を受け、日本における当該作家の著作権管理を行います。
ピカソの作品を使いたい方は、申請が必要です。
下記の申請書をダウンロードし、記入の上、メール添付によりお申し込みください。
ダルトア・ミリアン(代表取締役)
フランスと日本の出版社との間に仲介業者として約70年の歴史を持つBCFを引き継ぐことを大変光栄に思います。
前社長が取り組んだ児童書籍の版権の取り扱い、日本の書籍のフランスおよびヨーロッパへの幅広い紹介などといった事業開拓を礎に、新体制においても新規事業の拡充を計画しており、BCFが取り扱う原作の舞台化・映像化、漫画やバンド・デシネの分野などを重点として捉えています。特に漫画は非常に活発な事業領域であり、その版権の仲介業務と創作のコーディネートは、20年以上のキャリアを持つデビエフ・ティボーが統括します。
従来のチームと共に、BCFとして引き続き皆様に良質の原作をご案内し、フランスと日本の間の架け橋を務めていきたいと思います。一作一作の原作を大切に、一人一人の著者を大事にしてまいります。
フランス語書籍担当:ボーネ
日本語書籍担当:島崎
ピカソ著作権担当:佐々木
契約担当:池田
経理担当:安住
アクセス
〒113-0033東京都文京区本郷3-26-4-903(google mapで見る )
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